たわいない会話①：おしょうの釣り三昧：SSブログ

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たわいない会話①　[おしょうとおつまみ] [編集]

何度も何度も釣りしても。
魚の気持ちはわかりませんよね。
でも、こんな些細なたわいない会話の中に、
もしかしたらチョットだけ、答えが隠れていることがあるかもしれません。

たわいない会話①：カレーのにおい

おしょう　：　匂いがするね。

おつまみ：　そうかな？

おしょう　：　するじゃん、ほら。

おつまみ：　あ、犬のウ●コ？

おしょう　：　…随分、ダイレクトに言うね。似てるけど違うよ。カレーの匂いがするでしょ？

おつまみ：　あ、本当だ。

おしょう　：　う～ん、お腹がすいたなぁ。

おつまみ：　え？今日はカレーでいいの？

おしょう　：　今、楽できる、と思ったでしょ？

おつまみ：　そんなことないよ。レトルトに冷凍御飯なんて、ちっとも考えてない、考えてない。

おしょう　：　というか、食べ物の匂いがしたら「お腹すいたな」って思わない？

おつまみ：　ダイエット中だから。

おしょう　：　うそつけ。ダイエット中だったら、常にお腹すいているはずじゃん。

おつまみ：　じゃ、お腹すいた。

おしょう　：　分かり易過ぎないか？

おつまみ：　そうかな？

おしょう　：　そうだよ。

おつまみ：　あ～、お腹すいた！

おしょう　：　白々しいねぇ。。。でもさ、でもさ、魚達もそういった感覚ってあるんじゃないかな？

おつまみ：　そうかな？

おしょう　：　そうだよ。

おつまみ：　じゃ、今日の夕飯はGulp！ね？

おしょう　：　なんでそうなるかな。我は人間なんだけど。。。

おつまみ：　今日はGulp!にする？それともパワーベイト？

おしょう　：　なんだい、その「風呂にする？それとも食事？」って感じの口調は？なんにしても、お腹がすいてなくても良い匂いがすると、多少お腹がすくじゃん。

おつまみ：　そうだね。

おしょう　：　お、珍しく肯定しましたな。ということで、バス君達も間違いなく、そういうことってあると思うんだよね。

おつまみ：　でも、私はGulp!は食べないよ。

おしょう　：　いや、だから、人間はカレー、バスはGulp!ってね。

おつまみ：　あぁ、そういうこと？でも今日はカレー食べたくないんでしょ？

おしょう　：　さっき、ダイレクトに「犬の…」って言われりゃ、食い気もなくなるって。でも、匂ってきて、そこに何か食べられるものがあれば、食べる気になると思うんだよね。

おつまみ：　それは、まぁ、否定しないけど。

おしょう　：　なんだ、その「肯定もしないけど。」って取れる様な言い分は。

おつまみ：　だって、バス君だけじゃないんだもん、それ。

おしょう　：　あ、大事な時にキャット様を釣ったんだっけ？

おつまみ：　じゃ、今度こうしよう。おしょうがGulp!を投げて、私は隣に普通のワームを投げる。

おしょう　：　その心は？

おつまみ：　私にバス、おしょうにはキャット。

おしょう　：　我は「撒き餌係」ってことかいな。。。

おつまみ：　さ、家に着いた。今日の夕飯はカレーね。

おしょう　：　やっぱ、そうなっちゃうのね…

…この物語はノンフィクションにフィクションを加えて作成したものです…