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たわいない会話③  [おしょうとおつまみ]

何度も何度も釣りしても。
魚の気持ちはわかりませんよね。
でも、こんな些細なたわいない会話の中に、
もしかしたらチョットだけ、答えが隠れていることがあるかもしれません。

たわいない会話③:言葉が聴けると

おしょう : 最近、やっと釣れてきたね。

おつまみ : え?喧嘩売ってんの?

おしょう : ん?イキナリ何か悪いこと言った?

おつまみ : 私は未だ、今年の初バス釣ってないんだけど。

おしょう : あ、いや、まぁ、今週末は釣れるよ。うんうん。

おつまみ : じゃ、釣れなかったら来月の小遣い、私のものにするよ。

おしょう : それって、意図的に釣らなかったら、我の小遣いないじゃん。。。

おつまみ : そんなことないよ、でも、バス釣りって難しいから、なんとも言えないね~w

おしょう : 我の小遣いボッシュート(死語)が決定しているような言い回し、やめておくれ。

おつまみ : まぁ、バス君やバスちゃんと、こんな風に会話ができれば、釣るのも楽だと思うんだけどね。

おしょう : そうかな?

おつまみ : そうだよ。

おしょう : でもさ、もし会話できちゃったら、釣り自体が面白くないんじゃない?

おつまみ : 確かに、そうかもね。

おしょう : 例えば、バスと会話ができたとして、、、「仕方がねぇなぁ、釣られてあげるよ。」なんて言われたら、面白くも何とも無いよね?

おつまみ : 会話ができるとしたら、そんなこと言わないって。

おしょう : かもねぇ。。。

おつまみ : 私達人間と会話ができたとしたら、当然、バス達同士でも会話ができるわけだ。

おしょう : なるほど。

おつまみ : 「今日、また釣られちまったよ~。これで6回目。」とかね。

おしょう : 我らが釣った時に「イテテ!!イテ!!イテッ!!」とか言われたら、釣りたい気も失せるって…

おつまみ : 「あ、あいつまた釣られてるよ、バカだね~。」とかね。

おしょう : バス社会にも、イジメが発生??(笑)

おつまみ : もしさぁ、ワームが好きっていうバスが居たらどうする?

おしょう : そんなの居るのかねぇ…

おつまみ : 「今日はエビ食いたいなぁ」「俺はやっぱり今日もワームが良い、特に塩入が好きだね。」とか言ってたり?

おしょう : そういうのって、釣られるのも快感のM系バス??

おつまみ : そ。おしょうみたいな、ね。

おしょう : … … … なんにしても、やっぱり「会話ができたら」って思うことはあれども、現実を考えると「会話できない方が良い」って気分になるよ。

おつまみ : 疲れているときに釣られたら「これくらい抵抗しておけば、いっか!」とか言ってそうだモンね。

おしょう : さらに「あいつら、どうせリリースしてくれるから、抵抗する分、損だよな~。」とか言ってたら、嫌だね。

おつまみ : 私なら言いそうだね。

おしょう : そうだね。

おつまみ : 喧嘩売ってるの?

おしょう : いやいや、自分で言っておいてそれは無いんじゃ…




…この物語はフィクションに一部ノンフィクションを加えて作成したものです…
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